
大学のゼミ発表を翌日に控えた夜、私は完全にパニック状態でした。発表用のポスターをキャンパス内のプリンターで印刷しようとしたところ、機械が故障していて使えなかったのです。A1サイズの大判ポスターが必要なのに、対応できる設備が近くにありませんでした。コンビニに駆け込んでみたものの、大判印刷には対応しておらず、途方に暮れました。
藁にもすがる気持ちでスマートフォンで調べていると、ネットでデータを入稿すれば翌日には届けてもらえるポスター印刷サービスを見つけました。深夜の注文でも対応しているというのが信じられなくて、半信半疑のまま手続きを進めました。データのアップロードは思ったより簡単で、用紙サイズや光沢の有無を選んで決済を済ませると、確認メールがすぐに届きました。注文完了の画面を見てようやく少しだけ気持ちが落ち着き、その夜は発表の練習に集中することができました。
翌朝、発表の2時間前に宅配便が届いたときの安堵感は、今でも忘れられません。広げてみると、自分でデザインしたグラフや写真がくっきりと鮮明に印刷されていて、画面で見るよりもずっと迫力がありました。発表後、指導教員から見やすいポスターだと褒めてもらったことで、内容だけでなくビジュアルも評価に影響するのだと実感しました。
それ以来、ポスター印刷はネット注文が当たり前になりました。余裕を持って入稿すれば料金も抑えられますし、仕上がりのクオリティも安定しています。自宅で受け取れる手軽さは何にも替えがたく、あの修羅場があったからこそ便利なサービスに出会えたと今では感謝しています。