「やせたい」より「食べたい」が勝つ日々の、それでもやめない話

三週間続いたことが、一度もありません。ダイエットの話です。

始めるきっかけはいつも些細なことで、先日は久しぶりに会った友人に「なんか顔まるくなった?」と言われたのが引き金でした。悪気がないのはわかっている。でもその一言で、その夜から急に白米を抜き始めるんです。我ながら単純だと思います。

最初の三日間は、わりと本気です。炭水化物を控えて、夜は早めに切り上げて、体重計にも素直に乗れる。でも四日目あたりから、じわじわと「なんで私こんな我慢してるんだっけ」という気持ちが出てきます。そして決まって、無性に何か食べたくなる。しかも健康的なものじゃなく、揚げたてのから揚げとか、濃いめのラーメンとか、そういうものが頭を占領してくるんです。

一番きつかったのは、職場の同僚が差し入れてくれたシュークリームを「ダイエット中だから」と断った日の夜、コンビニでそれ以上のカロリーを摂取してしまったときです。なんのための我慢だったのか。しかも一人で、なんとなく後ろめたさを感じながら食べる味は、正直おいしくなかった。それがまた悲しかった。

結局わかってきたのは、「食べない」を軸にするとどこかで必ず崩れるということです。最近は少しだけ発想を変えて、好きなものは食べるけど量を半分にする、週に二回だけ少し長めに歩く、それくらいのゆるさでやっています。体重はほとんど変わっていませんが、ストレスは減りました。

やせたい気持ちはまだあります。でも食べることが好きな自分も、そろそろ認めてあげようかなと思っています。